きちんとしたルールがない組織(会社)でモラルが保てるでしょうか?
歴史が長い会社では、昔作った就業規則をそのまま、あるいは若干の改正のみで運用し てきたところが多いです。といいますか大多数の会社はそうではないでしょうか。
しかし時代は変わり、労働者の権利意識も高まっています。 従業員もインターネット等で簡単に理論武装できる時代ですから、すでに昔ながらの就業 規則では対応できない事例が多いのです。
世間では「100年に1度の経済危機」として、不況の波が現実に押し寄せ、雇用調整 問題がニュース上で大きく取り上げられています。つい先頃までは雇用問題といえば人 手不足が主だったのですが、逆に人件費に切り込まざるをえない企業が急増。 他にも 名ばかり管理職、サービス残業、うつ病、セクハラ・パワハラ・・・ と労務問題が常にニュース上で取り上げられています。 はたして貴社の就業規則はこれらの問題に対処できるものでしょうか?
また、近年、労働法関連の法律の成立・改正も相次いでいます。 これらの改正に十分対応していないと、本来、労使間のトラブルを防ぐはずの就業規則が、 逆にトラブルの原因になりかねません。
就業規則は一度作って終わりというものではなく、常に見直しが必要な のです。
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